RSIの活用法

RSI(相対力指数)は、パラボリック・DMI・ピボットなど数多くのテクニカル指標を開発しいている米国人のJ.W.ワイルダーシによって考案された最も人気あるテクニカル指標のひとつです。RSIは、一定期間における値上がり幅と値下がり幅を活用して、値動きの強弱を数値で表し、「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」を判断する手法です。値上がり幅の比率が高いということは、相場の上昇しようとする力が強いということになります。しかし、相場が上昇し続け、比率が高くなりすぎると買われ過ぎ、逆に比率が低くなりすぎると売られ過ぎと判断されます。つまり、買われ過ぎと判断された場合は売りを考えることになり、逆に売られ過ぎと判断される場合は買いを考える目安になるものです。その強弱を数値化したものがRSIです。

RSIの特徴は、ボックス相場が続いているときの正確さには定評がある一方で、上下に強いトレンドがある場合、売買サインが出ていたとしても、勢いが止まらずにダマシに終わることがあります。

RSIは以下の計算式によって算出されます。
① RS=(n日間の終値の上昇幅の平均)÷(n日間の終値の下落幅の平均)
② RSI= 100 - (100 ÷ (RS+1))

※パラメータは考案者であるJ.W.ワイルダー氏が最適とする「14(日足)」と設定する場合が多いです。このほかに、日足では9日、22日、42日、52日。週足では9週、13週です。

RSIのトレード活用法

RSIの使い方
RSIは0%~100%の間で推移し、数値が大きいほど相場が強く、逆に、数値が0%に近いほど相場は弱いと判断します。RSIが70%~80%を超えると買われ過ぎ、反対に20%~30%を割り込むと売られ過ぎと判断し、逆張りの目安として使われるのが一般的です。ただし、急騰したり急落したりするような極端な値動きでは、テクニカル指標として機能しなくなることがあります。RSIは相場が横ばいやゆるやかな値動きの状況で効果を発揮すると言えます。

逆張りサインとして
70%~80%を超えてきたら買われ過ぎと判断して逆張りの売り、20%~30%を超えてきたら売られ過ぎと判断して逆張りの買いとする方法です。ただし、前述のように、急激に相場が動くようなときは要注意です。

転換サインとして(ダイバージェンス)
値動きとRSIの動きが逆行することをダイバージェンス(逆行現象)と言います。実際の値動きが直近の高値や安値を更新しているのに、RSIが高値や安値を更新していない場合、トレンドの大転換のサインとなることがあります。

リバーサルサインとして
ダイバージェンスと同じように、値動きとRSIの逆行現象が起きますが、これはトレンドの継続サインとなるものです。たとえば、上昇(下降)トレンドの場合、価格は安値(高値)を更新せず、RSIの方だけがトレンド中の安値(高値)を更新しているなど、トレンド途中の押し目(戻り)の判断に有効なサインなります。

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